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【損する積立日】投資信託の積立日で運用成績が変わる!?ベストな積立日を考察。

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【損する積立日】投資信託の積立日で運用成績が変わる!?ベストな積立日を考察。

【結論①】投資信託積立設定日は月末が良い

月初の株高

結論としては、避けるべきは月初。月初は株高になりやすく、「月初の買い」、「月初の高値」と言われる現象です。

月初は大口投資機関の積立日が集中

年金機構や持株会等の大口機関の積立が月初に行われることが多いためです。実際にこの「月初株高アノマリー」はかなりの確率です。こうしたことから、積立設定をするのに有利な日は月末となります。

【結論②】キリのいい日の積立はオススメできない

みんなが買うキリの良い日は避ける

月初や月末、5日、10日といったキリの良い日よりも、中途半端なキリの悪い日にしたほうが、運用成績は良くなる可能性が高いです。キリが良い日に設定する方は多いですよね。その日は株価が上がって高値掴みになる可能性があるからです。結論①と併せて考えると、月末数日前の設定が一番良良さそうですね。

個人的には積立設定日は24日がオススメ

個人的には、投資資金を銀行引き落としにしている方が、25日給料後に設定されているので、24日をオススメしたいです。

【結論③】悩むなら毎日積立・毎週積立もあり!

楽天証券、SBI証券なら毎日積立も可能

積立頻度は「毎月1回」で問題ありませんが、S楽天証券やSBI証券では、「毎週」や「毎日」という頻度で買付を行うことも可能です。多くの金融機関では、積立頻度は「毎月1回」しか選べませんが、この2つの証券会社ならこうした積立日設定が可能です。私は楽天証券で毎週積立を設定しています。

毎日積立の方が時間分散が効く

たしかに「毎月」より「毎日」のほうが時間分散効果は高くなりますが、長期的に見れば誤差の範囲程度でしょうね。

結局、投資信託積立日はいつでも良い

長期的(20~30年以上)に見れば、毎月の積立設定日はいつでも大丈夫。毎月積み上げていくことが大切。

そもそも定期積立で「高値掴み」と「安値買いの機会損失」のリスクを抑えているので、これ以上考えるのは、コストをかけすぎだと思います。

【論外】隔月や3か月に1回積立

逆に、大和証券の「つみたてNISA」では、「隔月」や「3カ月に1回」という積立日設定もあります。しかし、積立頻度をわざわざ「毎月」より少なくするのは時間分散に効果が薄まってしますので、積立頻度は「毎月1回以上」が目安です。資金がないので毎月はキツイという方は、積立金額を減らしてでも毎月積み立てにして下さい。

【余裕がある方】積立をクレジットカードで

クレジットカードでの積立でポイントも獲得

楽天カードでの投資信託積立は、月5万円までクレカで投資信託を購入可能で、1%のポイントがもらえます。2〜3%の運用益を狙う中、この1%は大きいですね。但し積立日は月初しか選択できないのがデメリットです。

今のところ楽天証券・カードの組み合わせが1番良い

このほかにも、積立でポイントが獲得できる証券会社・クレジットカードはありますが、証券口座とクレジットカードそれぞれの利便性・信頼性を考慮すると、今のところ楽天が一番良いと思います。

まとめ

要点

①月末に購入(株価が高くなる月初は避ける)
②キリの良い日は避ける(みんなが買うため価格が上がる)
③毎日積立・毎週積立もあり

積立日まで意識できている方はかなり意識が高いです。今回紹介させて頂いた情報をもとに、選定された投資信託の値動きを分析し、積立設定日を決定されて下さい!

本日は以上になります!ありがとうございました!