金融

貯蓄型保険がベストな方(お金に余裕がある家庭は貯蓄型保険がオススメ)

この記事は約2分で読み終わります。

貯蓄型保険がベストな方(お金に余裕がある家庭は貯蓄型保険がオススメ)

お金に余裕があるなら貯蓄型保険が最適解

結論から申し上げると、お金に余裕のある方にはかなりオススメです。貯蓄型保険は、掛け捨てではないので、保険の機能を持ちながら、貯蓄もできるので人気ですが、資金拘束期間が長いほか、手数料が高いため否定的な意見も多いです。資金拘束が1番のネックになります。お金が必要な時に引き出せません(正確には、短期間で現金化すると元本割れします)。このため、20〜30年間の期間、毎月一定の金額を積み立て続けることができる余裕のあるご家庭は、貯蓄型保険のメリットを教授できます。長期の保有であればある程、返戻率は高くなります。殆どの貯蓄型保険では、20年程で返戻率100%に達します。そこからは、積立額よりも返戻率が高くなるため、保有し続ける分だけ利益になります。このように長期間資金拘束されても、その間の資金繰りが問題ない家庭にはオススメです。

貯蓄型保険のシミュレーション(私の場合)

契約中の貯蓄型保険

私が契約している貯蓄型保険は以下の通り。
①米ドル建て生命保険(ソニー生命)
②死亡時受取金額(200,000米ドル〈日本円で約2,000万円)
③毎月の支払金額(203.40米ドル〈日本円で約2万円〉)

21年目で返礼率100%に到達

積立額に対する返礼率は21年目で100%に達します。また、30年保有で113%、40年保有で128%となります。私は65歳になるまで40年保有する予定で積み立てています。予定通りの保有であれば、解約時の受取金額は1,300万円ほどになります。

米ドル建て貯蓄型保険にしている理由

日本円の貯蓄型保険であれば、同じ条件の場合5倍程の積立額が必要です。米ドル建てにすると、為替リスクがありますが、積立金額が少なく済みます。なお、為替リスクと申し上げましたが、長期の保有であればドルコスト平均法の考えからリスクは殆どないと考えています。むしろ、米ドル高になったタイミングで解約すればその分利益になりますので、投資に慣れている方には、米ドル建てはポジティブにとらえられると思います。

貯蓄型保険のメリット・デメリット

生命保険としての保障を受けつつ、将来に向けたお金の積み立てもできる貯蓄型保険ですが、メリットの一方でデメリットも存在します。貯蓄型保険が自身に合っているか、下記から確認しましょう。

貯蓄型保険のメリット

①解約時に保険料の一部が返戻金として返ってくる
②ライフスタイルに合わせた活用方法を選択できる
③老後資金の準備に活用できる
④自動振替貸付や、契約者貸付制度を利用できる

貯蓄型保険のデメリット

①早期の解約なら元本割れする可能性がある
②月々の保険料が高い(2~3万円)
③固定金利タイプの商品はインフレリスクが存在する
④保険会社が倒産した場合、全額返金が難しい(最高で90%)
⑤株式への投資と比べると利回りが小さい

貯蓄型保険が向いている方・向いていない方

貯蓄型保険が向いている方

①支払った保険料が掛け捨てになるのがもったいないと感じる方
②将来に向けて強制的に貯蓄を残しておきたい方
③毎月の保険料(2~3万円)が負担に感じない方

貯蓄型保険が向いていない方

①毎月の保険料を抑えたい方
②ライフプランに合わせて保険の見直しをしたい方
③家計の資金繰りに余裕がない方

まとめ

家庭の資金繰りに余裕があって、毎月の2~3万円の保険料が負担でない方で、その積み立てた資産をが20年以上切り崩さずに保有できる方は、貯蓄型保険での資産形成がオススメです。私の資産形成の保険の部分のお話をさせて頂きましたが、読者の皆様のそれぞれの境遇にあった保険商品がありあますので、私の例は参考例の一つとして考えて頂けると幸甚です。

最後までお読みいただきありがとうございました!